アメリカ国立公園をテスラで巡る旅 1日目

1日目はラスベガスからTusayanまで走ります。411km。

羽田からサンフランシスコ(飛行機9時間半、時差−16時間)を乗り継いでラスベガス(飛行時間1時間40分、時差なし)についたのは昼の12:30ごろ。空港からレンタカーセンターまではバスで。そのバスがまた来ない。大行列で待たされ、2〜3台まってやっとレンタカーセンターへ。

レンタカーセンターはそこまで混雑していなく、手続きはすぐできて、デリバリーのところに行ってみたら、「ロングレンジないからスタンダードレンジ+貸すね。お金は返すから。」って言われたけど「おい、ちょっとまて。これから砂漠に出かけるのにスタンダードレンジ+?それは想定していた充電計画からすると大幅に厳しい旅になるんだが。」でも、ないものはない。仕方ないので貸してくれるっていう車に荷物をのせ、充電器の確認したら、何もない。チャデモは当然、モバイルコネクターもなければJ1772もない。係の人に訴えてみたら、「貸したらかえってこないのよねー。充電器あるところできっと貸してもらえるわよ。」

「んなわけない。テスラ大国とはいえ、普通充電器置いてあるところでJ1772を貸してくれるとこなんてあるわけない」

と思ったけどごねても何も出てこないのでそのまま出発することに。

(日本からJ1772ぐらい持ってくればよかったよ。)

出発できたのは14:15ごろ。貸し出し時の充電は69% 適当すぎるでしょ。

満タン返しじゃないの?せめて80%。たのむよ。

ラスベガスを出発し、まずは買い出しに。田舎に行くとスーパーもしょぼいのしかないので、Walmartによって買い出し。ある程度の食料を仕入れ、最初の目的地はKingman 69%→18%で到着。(105マイル:168km 1時間35分)

 

ここにはCarl’s Jrというファストフードがあります。トイレはここのを使わせてもらいます。ちなみに、家族を乗せていたので、充電は80%ぐらいまでできればいいや。と思って80%で出発したのが、ちょっとその後の危機を招いた原因になりました。ここからTusayanまでいくには90%あったほうがいい。

充電:18%→80%(17.02ドル; 33.635kWh; $0.46/kWh)

 

KingmanからはI40をずっとEastに向かって進みます。Flagstaffまで行く手前で左折してグランドキャニオン方面に向かいます。(167マイル:267km 2時間31分 の予定)

運が良く夕日に間に合うかな、まあ無理だよね。と言いながら走っていたら、1時間ぐらい走ったところで、左後ろから、ゴンっと変な音が・・・。あー。当たられた。

よくよくあとでカメラ画像見返すと、追越車線を走っていたトラックが、さらにその後ろから煽られたので、減速して私たちの車の後ろに入ろうとしたんだけど、前見てなくて私たちの車に接触したっていうことでした。(前見ろよ)

まあ運転慣れてる私なら運転中後ろばっかりみてるから気づいて加速で回避するんだけど、その時は私じゃなかったので仕方ない。トラックと自分達の2台路肩に止めて、事故処理。

サクッと警察に電話。「トラックとぶつかったから事故調査に来て。」場所を説明したら、10分ぐらいで警察やってきた。はや。

トラックの運転手の上司が電話で、「普通に車の修理代払うから、めんどくさいから警察呼ぶな」とか言ってきたけどガン無視。「警察呼ばないはあり得ないから呼ぶわ」って言って呼びました。事故時は警察の調書ないと保険めんどくさいので必ず警察呼んだ方がいいです。

次に自分のレンタカーの保険会社に事故報告の電話して、状況説明。「車走れないならレンタカー交換するけど、交換する場合はフェニックスまで来て」って言われたけどさ、フェニックスまで往復650kmですけど(ページ上部の地図参照)。旅行の行程考えたら、今フェニックスまで行って帰ってきたら本日の宿に着くの、夜中の2時とかよね。いやいやいやいやムリ。

 

ギリギリタイヤは触ってなくて、パンクもしてないし、走れるのでこのまま旅を続行することにしました。(結果的に最後の1日半はドアがうまく閉まらなくなりはじめたので閉まらなくなったら困るし、左後ろのドアは開けない方針にしました)

ちなみに当たってきた車はこれ。でか。本当にタイヤに当たらなかったことが不幸中の幸いだったわ。この車、ただのかすり傷でした。そりゃそうか。

事故処理も終わり、気を取り直してグランドキャニオンの麓の街Tusayanへ。んー、なんか充電足りないかも。何度ルート計算しても2%・・・。これは、着くのか?しかもグランドキャニオンまで上りだよね。ここで、I40を東に進んだFlagstaffまで行けばスーパーチャージャーあるけれど、往復80kmぐらいあって、それはちょっとロスすぎる。いや、でもここで電欠したら嫌だな。ものすごい考えたけれどまず運転は私がすることにして、スーパーエコ運転。電費グラフ、普段オレンジしかみたことないのに、オールグリーン。やればできるじゃん、私。

結果的に速度制限を20マイルぐらい下回るのろま走行をして、想定通り2%残でTusayanにつきました。ついた瞬間SC。10%だけ入れて、疲れている家族を連れて一度ホテルに。ホテルに普通充電器あるけど、当然無理よね。

ホテルの充電器はこれ。

ホテルはGrand Canyon Plaza Hotel。充電器あるからここにしたのに・・・。

ほんとJ1772持っていくべきだった。

フロントで充電したいんだけど〜というと、充電ボックスの鍵貸してくれて、一晩使えます。ネット情報だと4時間までとか書いてあるけど、普通に朝まで使って大丈夫ってフロントのおじさんがゆってた。予約はできないのであいてたらだけど数台分あるので普通あいてるはず。

 

ちなみに事故のせいで時間遅かったので(21時ごろ)レストラン閉まってた。まあ、持って行った食料あるので問題なし。ちなみにアメリカは肉類は持っていけないのでカップラーメンとか豚汁とかは持っていけないし、レトルトカレーもだめ。バレなきゃいいじゃんという意見もあるかもしれないけど、きっと見つかったとき結構やばいと思うので避けた方が無難。おすすめはレンジで茹でるパスタとパスタソース、さとうのご飯とふりかけ、味噌汁。サラダとドレッシング、フルーツは現地(Walmart)調達可能。