200Vで自宅充電(自作)
自作自宅充電第二弾です。
私の住環境は賃貸アパートの2階です。電気は40A契約で、200Vは特に引いてません。
理系のような文系のような仕事はしてますが電気関係ではなく素人ですが、さすがに何をどこに繋げばいけるかくらいは理解してます。
流石に1人でやるのは危ないので資格持ってるテスラ仲間のあたなさんにリモートで指導してもらいながら作業しました。
まず、今回のプランはこんな感じです。
家の2箇所から片方ずつ電気を取ってくれば200Vになります。
その仕組みは以下の通りです。
これはあたなさんの発案…
充電作成時購入リスト
丸型圧着端子 95+税
棒型端子 158+税
電工ナイフ 1280+税
家の中の電線VSF2sq 12m110円 1320+税
すずらんテープ 98+税
養生テープ 178+税
結束バンド20本 68+税
ロープどめ 68+税
ベターキャップ(コンセントの口オス×3)120円×3
ベターキャップ(コンセントの口メス×1)120円×1
VCT 1.25sq 2c 50m 6919円
Stedi圧着用ハンドツール 3795円
Panasonic EV PHEV充電用コンセント 2801円
合計17521円でした。ツールのある方はもう少し安くすみます。
では手順を書いていきます。
換気口部分にはスリットが入っており
この隙間が5mmしかありません。ここが広ければ最初の電線を剥く作業は必要ありません。ここが細いがためにこの電線を剥くという工程が・・・。
まず最初に電線を剥きます。VCT 1.25sq の電線です。換気口から最寄りのコンセントまでの長さが必要です。280cmくらい。これが1番今回の作業の中で大変でした。電工ナイフ買っておいてほんとによかった。ニッパーでむしっていくのは大変すぎる。
中の電線を傷つけないように外のゴムを外していきます。ちなみに、素人なんでここで力入れすぎて左手親指をニッパーでズバーっと切る負傷…イタタタ
中の電線がおとなしくずっと平行に入っていれば楽なのですが、中でぐるぐる巻いてるんですよね。
気を取り直して次にいきます。
換気口からスズランテープを下に垂らします。
出来上がった剥いた電線を持って換気口の真下に行きます。
あっ!
クモの巣に引っかかってスズランテープがあんなところに!
この後ぎょえーって思いながら窓から手を伸ばしてほどきました。おえぇー。
下でしっかりむすんで(結束バンドを使いました)、今度は家の中からスズランテープを引っ張ります。
家の中まで引いたら先を圧着してオスプラグを作ります。ここで注意なのは、プラグができても決してコンセントにさしてはいけません。火花が飛び散ります。(やりかけてあたなさんに怒られた。)
さて。次は200Vとるために右と左それぞれの線を作ります。先を3mmぐらいニッパーで剥いて圧着端子をくっつけます。圧着の仕方は最初は下手くそで右に曲がり、左に曲がり、、、、w 電気通ればいいんです。→最終的にはかなり上達しましたw
洗濯機コンセントから最寄りコンセントまでが9m30cmです。オス側(洗濯機側)の場所を固定して、ずるずる家の中をはわせます。1箇所だけどうしても床を通さなければいけないところがあって、ここはべったりと養生テープしました。転んだら大変だからね。これ以外は50cmぐらいおきに浮かないように固定。
次にもう片方のオス側を作ってそれは換気口の下のコンセント用です。両方の線を1つのメスに繋ぎます。(ここに外を這わせたケーブルのオスをつなぎます。)
さて、これで200Vをとる準備ができました。
ちなみに私が実際作業をしたときは作業開始が午後3時半ぐらいだったのでこの時点で日が暮れたため、ここで初日の作業を終了しましたが、朝から始めれば午後早い時間には終わる作業です。
次の工程は、ケーブルを駐車場まではわせます。敷地の境目にフェンスがあって、そのフェンスにちょうどいいケーブルを這わせられる場所があったのでそこを通すことにしました。とにかく重要なのは人がつまづいて転ばないことです。最初の部分は砂利に埋めました。この這わせる作業の大変なこと・・・50mはからまります。
解いて引っ張ってを繰り返し(これが重労働だった)駐車場まで40m電線をひきました。目立たない感じにできてハッピー。
駐車場まで電線を持って行ったら次はいい感じの長さに切って、電線の先に棒端子を圧着します。パナソニックのコンセントは棒端子を刺す形のものですので、アースも棒端子の形にします。次に駐車場はアスファルトなのでフェンスの向こう側にアースを埋めにいきました。
最後です。アースと電線をパナソニックのコンセントにつなぎ、ケーブルタイでフェンスにくくりつけます。
できました!
この状態でモバイルコネクターをさし、家に戻ります。果たして200Vはでるのでしょうか。ちなみに100Vで充電しようと思ったらすぐエラーになりましたので、200Vのコンセントに100Vを繋いでも充電できないことは判明しました。
家に帰ってコンセントを挿してみましたが、あれ?充電されない。ちなみに片方ずつしかないプラグはどちらも短い方にさします。如何にもこうにもエラーしかでないので一度車に戻ってみたら、赤いランプが点滅・・・。あ、なるほど。一度エラーが出るとアプリ上では解決できないのね。一度抜いて挿し直したら充電できるようになりました。
めでたしめでたし。
絶対注意しなければならないのは、車の設定で絶対に12Aに落とさなければいけないこと!先程の状態で充電を始めると16Aでスタートします。キケン!すぐに12Aに落としてください。火事になります。16Aで1分もたたないうちにコードが熱々になります。
↑一応コードは600V 17A まで対応しているものを使っていますが、コンセントなどは100V用コンセントを使っておりますのでキケンです。